M·T·AManagement
Theory Atlas
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EVERYDAY QUESTION

新しいことを始めたいのに、計画ばかり立てて動けないのはなぜ?

サークルで新しい企画を立ち上げたい、副業や起業をしてみたい、社内で新規事業を任された。まず市場を調べ、目標を決め、計画を練る。ところが、調べても答えが出ず、いつまでも始められない。起業家の研究は、将来が予測できない状況では、別の考え方で動いている人たちがいることを示しています。

この疑問を説明する 2 つの理論

01

エフェクチュエーションEffectuation · Sarasvathy 2001

目標を先に決めてから手段を選ぶやり方(コーゼーション)に対して、手元にある手段から出発して、そこから生み出せる結果を選び、つくり出していくやり方(エフェクチュエーション)がある、とする理論です。手段とは、自分は何者か、何を知っているか、誰を知っているか、の三つです。失ってもよいと思える範囲で行動する、関わる人と一緒に形を決める、思いがけない出来事を活かす、といった考え方がまとめられています。まだ存在しない市場のように、調べるべきデータがない状況で起こりやすいとされます。

注意原典は、どちらのやり方が成果につながるかは状況によるとしており、常に優れているとは主張していない。説明や予測の範囲が明確でなく、検証できる形になっていないという批判もある(Arend, Sarooghi, & Burkemper, 2015)。

エフェクチュエーションの解説を読む ↗
02

ブリコラージュEntrepreneurial Bricolage · Baker & Nelson 2005

資源の乏しい起業家は、手元にある、他の人が価値がないと見なすような資源を組み合わせて間に合わせることで、新しい問題や機会に取り組むことがある、とする理論です。必要な資源がそろうまで待つのではなく、すぐに行動に移すことが特徴とされます。

研究の根拠資源に制約のある小さな企業29社の事例研究(Baker & Nelson, 2005)。

注意何にでもブリコラージュに頼り続けた企業は小さな規模にとどまりやすく、選択的に用いた企業のほうが成長しやすかった。

ブリコラージュの解説を読む ↗

ここに挙げた理論は、疑問を考えるための手がかりです。どの理論がよく当てはまるかは、組織や状況によって変わります。

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