M·T·AManagement
Theory Atlas
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EVERYDAY QUESTION

研修や授業で習ったことが、現場で使えないのはなぜ?

新人研修で学んだ手順が、配属先ではそのまま通用しない。授業で習ったことが、バイトやインターンの現場ではあまり役に立たない。学習の研究では、学ぶことをそもそもどう捉えるかが問い直されてきました。

この疑問を説明する 2 つの理論

01

実践共同体Communities of Practice · Lave & Wenger 1991

学習を、頭の中に知識を取り込むことではなく、実践を共有する人々の集まりに加わり、周辺から中心へと参加を深めていく過程として捉える視点です。新参者は、簡単で失敗しても影響の小さい仕事から関わり、その共同体での話し方や価値観とともに技能を身につけていきます。研修や授業は、そうした参加の外で行われるため、現場の勘どころが伝わりにくいと考えられます。

実践共同体の解説を読む ↗
02

知識創造理論(SECIモデル)Organizational Knowledge Creation (SECI Model) · Nonaka 1994

知識には、言葉や数字で表せる形式知と、経験や勘のように言葉にしにくい暗黙知がある、とする理論です。研修や教科書が伝えるのは主に形式知です。形式知を実践して自分の身につけることを、この理論では内面化と呼びます。研修で学んだことが現場で使えるようになるには、この内面化の過程が要る、と考えることができます。

知識創造理論(SECIモデル)の解説を読む ↗

ここに挙げた理論は、疑問を考えるための手がかりです。どの理論がよく当てはまるかは、組織や状況によって変わります。

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