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Theory Atlas
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EVERYDAY QUESTION

新しいチームやグループが、最初ぎくしゃくするのはなぜ?

新しい部署横断のプロジェクト、代替わりしたサークルの幹部、初めて組むゼミの班。顔ぶれが新しいと、誰が何をするのか、どこまで言っていいのかが分からず、最初はぎこちなくなりがちです。研究は、チームが仕事のできる状態になるまでに何が起きているのかを説明しています。

この疑問を説明する 2 つの理論

01

集団発達の段階モデル(タックマン・モデル)Stages of Group Development · Tuckman 1965

集団は、互いを探りながらリーダーに頼る形成期、人間関係をめぐる対立と抵抗が表れる混乱期を経て、まとまりとルールが生まれる統一期に至る、とするモデルです。立ち上げのぎくしゃくは、発達の途中の段階だと捉えることができます。

研究の根拠50本の文献を整理して提案されたモデル(Tuckman, 1965)。文献の多くは集団療法の場の研究。

注意どのチームも必ずこの順序をたどるとは限らない。期限のあるチームの観察では、最初に調べた4チームで段階の順に進んでいなかったという報告がある(Gersick, 1988)。

集団発達の段階モデル(タックマン・モデル)の解説を読む ↗
02

トランザクティブ・メモリー(交換記憶)Transactive Memory · Wegner 1987

長く一緒にいるチームは、全員がすべてを覚えるのではなく、「誰が何を知っているか」を互いに把握して記憶を分担しています。新しいチームには、この「誰に聞けばよいか」の地図がまだありません。メンバーが互いの得意分野を知り、信頼して頼れるようになると、仕事を振ったり質問したりしやすくなります。

研究の根拠メンバーが一緒に訓練を受けると交換記憶が育ち、集団の成果が高まることを示した実験がある(Liang, Moreland, & Argote, 1995)。

トランザクティブ・メモリー(交換記憶)の解説を読む ↗

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集団発達の断続均衡モデル(中間点の移行)Punctuated Equilibrium Model of Group Development · Gersick 1988

期限のあるチームの観察では、どのチームも最初の会合の時点で独自の取り組み方を示し、それを期間の前半まで持ち続けました。Gersick は、最初の会合を、チームが外からの影響を特に受け入れやすい時期の一つだと考えました。最初の打ち合わせで何をどう決めるかが、その後に響きうるということです。

注意8チームの観察から提案された暫定的なモデル(Gersick, 1988)。

ここに挙げた理論は、疑問を考えるための手がかりです。どの理論がよく当てはまるかは、組織や状況によって変わります。

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